去年(2020)の初めに、いとうせいこう氏の音楽にどハマりしてしまい、単純な私はすぐやっぱり音楽っていいよなァ!!よっしゃ!!あたいも今年は音楽をやる人間になろっ!!と漠然と決めていたのにもかかわらず意外とずっと漫画描いてしまい結局その目標は1ミリも達成致しませんでした。
今年も余裕があったら音楽をやる人間になろうと思うのですが今のところパワーが来てないのが残念です。
限りあるリソースを今は音楽に裂ける気になれず…。
ところが整理をしていたら2017年頃に作った謎の曲が出てきました。古いiPadで作ったものの書き出しの仕方がわからずたぶんそのままローカル保存していて忘れたのだと思うのですが、せっかくYouTubeチャンネルもこさえた事だし適当にアップしてみようと頑張ってみました。
書き出しがよくわからなかったのでマイクを向けてpcで録音するというデジタルなのかアナログなのかよくわからない方法でなんとか取れましたがやっぱりノイズがあるので綺麗じゃないです。
というか音楽自体も暗くて音が不揃いで不安になるな……過去の私大丈夫か…?墓にいるみたい(*^^*)(*^^*)(*^^*)
ということで数年間、誰にも聞かれず眠っていた音楽なわけですが誰かに聞かれることで成仏するかもしれません!(?)
あまりいい曲とは思えないですが作った当時はたぶん最高だと思ってたんだと思います(いつもの調子で……)
ということで貼り。
供養用動画
ちなみになぜ音楽をやりたいかというと本当は人に「ああ、私……フフッ、ちょっと嗜んでましてね……実は……音楽をやってるんですよ」と言ったらかっこよさそう、という最低な動機が8割にも及ぶ。ギターをやり始める時が最高潮にモテる思春期全開、みたいな。ギターやった事ないけど。バンドやってたら無条件で彼女が出来る、みたいな。?
全く関係無いけど数年前のオタク川柳で入賞かなんかをしていた「山田五郎 いとうせいこう みうらじゅん」という句を今だに思い出しては笑ってしまいます。天才か。
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あ!キリ番は222すぎちゃってましたね。
ご報告なかったので、次いきまーーす
(もし踏んだけど言い出せずにスルーした照れ屋さんだったら御遠慮なくw)
皆様ありがとうございました〜!
ということで次は333で!またゾロ目かい。(あとでカウンター下変えときますね)
興味ある方引き続きよろしくお願いいたします〜
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【映画感想】
映画コーナーにもすこし、かいかたけど追記で。
ペリーが来る70年も前、船でロシアに漂流した男たちの話。
言葉はもちろんのこと、握手の習慣がないので握手を求められても全く意味がわからず、肉を食うと地獄におちるとされていたため「そんなもん食ったら獣になっちまう…!!」といいながら飢えに抗いきれず泣きながら生肉を口にする。全体的にとても辛かったし何よりこれ、実在の人物(大黒屋光太夫)なんだよな……?と思ったら益々心苦しい。どんな人生や。
……
昨今「愛国心」という言葉がやたら聞かれるようになった。国を愛する心、なわけなのだが実は江戸時代の民間人は日本をひとつの国としてはまだまだ見れていない。
自分の国を愛する気持ち、というのは他の国を知って初めて自分の生まれ育った場所を思った時に生ずるものでひとつ所にずっと生活していたところでそれは育たない。
鎖国状態にあった日本の人々の間にあったのは精々江戸へやってきた人々が持つ、郷土愛止まりで日本国全体を指すものでは無い。
つまりは外国との比較があって初めて愛国心は生まれる。他と比較して、争わずに済むのならそれが真の平和だろう。(そういう意味では本当は愛国心、など無い方がいいのだ)
この映画の主要テーマのひとつである「他を知って初めて自らを自覚する」、というところは最後やっとの思いで帰国し日本(蝦夷)の土地に足を踏み入れた時の日本文化の異質さ、西洋文化との対比でよく分かる。我々日本人が見ていても、文化の遅れたちっぽけな島国…のように見えてしまう、それだけ西洋文化に馴染んだ主人公に同調している。
私は時代劇も好きでよく見ているのだが時代劇を見ている時には全く日本文化が異質だとは思わない。切腹ですぐ死のうとしていても当然だと思ってしまう(笑)
でも本当は、外国(特にキリスト圏)からみたら人物のもつ思想も哲学もなにもかもが理解し難いはず……そして、時代劇ばかりを見ていればそういう視点にすら気づかないんだ……(必殺シリーズのDVDを横目に)
他を知り自らを知り、そして改めて愛する。
自らを愛することを知らないのは他をよく知らないからだ。
グローバリズムが叫ばれる中で、私達は私達の住む国を本当の意味で学ばなければいけない……とこの映画には学んだ。ぜひ今の若い人たちにこそ、見て欲しい。
(まあ……原作全く読んでないが……)